新宿合気会web 1号 「Web版会報誌始めます」

皆さんこんにちは。

新型コロナウィルスによって、利用施設が全館休館となったため稽古が丸々1か月できなくなってしまいました。日々の生活の中に毎週の稽古が組み込まれていた会員の皆さんにおいては、なんとなく生活のリズムが崩れてしまっているのではないでしょうか。道場に来られずとも日々の健康に留意して、健やかにこの事態を乗り越え、また道場でお会いできることを楽しみに待っていきたいと思う次第です。

 

さて、そんな中新宿合気会ではWeb版会報誌をスタート致します。

これはこのコロナ騒動の中で急浮上したものではなく、以前より会員のコミュニケーション施策として、役員会で検討をしてきていたものでした。

 

現在、会の連絡事項については、事務局からのメール配信を主な方法として、日々の稽古終了後に、道場においても行っています。

この会報誌は、どちらかと言うと会員の皆さんが気持ちよくいつでも稽古できるように、日々の道場における稽古の様子や、色々なことを会員の皆さんとお話しをさせてもらうことで、是非参考にしてもらいたいことなどを共有していくことを目的としています。

例えば、長く稽古をしている秘訣、長いこと休んでいた方が復帰できた理由、審査対策のポイント、稽古で大切にしていることなど、テーマは様々であり指導員や役員のみならず広く会員の皆さんとお話ししたことを取り上げていきたいと考えています。

 

せっかく始めた新宿合気会での稽古がちょっと休みが続いてしまったことによって、稽古に参加しづらくなってしまったり、同期や後輩が先にどんどん昇級・昇段してしまって何となく再び稽古をしたいという気持ちにならなかったり、たまたま仕事や学業が忙しくてなかなか再び稽古できる状況になかったりと、色々な状況がある中と思います。

 

一般的に道場には会報誌があるものですが、当会は長い歴史において、導入したことがありません。他の道場に比べて稽古後の飲み会が定例化されて比較的コミュニケーション取りやすい環境にあったのも、その理由の一つだったかもしれませんが。(笑)

しかし、それだけでは日々稽古に来られている方だけのコミュニケーションは充実しますが、既述の通り来られなくなった方とはドンドン疎遠になっていってしまいます。色々な方が、いつでも稽古できて、いつでも稽古を再開できる。合気道の稽古というのは人と争わない、試合がない武道です。誰とも争う必要がなく、後輩が昇級・昇段しようが、自分のために本来は稽古をしています。そのようなことにも気付いてもらいたいと思っています。

 

この会報誌は、技術的なテーマに話題を絞るようなことはしません。但し自宅でできる基礎や基本動作などについては紹介をしたいと思っています。日々どうしても稽古できない、道場に行くことができず悔しい思いをすることもあると思います。そんな時は是非自宅で少し動いてみて稽古した実感を得るのも良いと思うのです。また本格的に取り組んでいる方にとっても基礎動作の日々の取り組みは上達を早めます。

 

また、「会報誌」と言っても現代においてわざわざ紙に印刷することもしません。余計なコストをかけずともWebサイトにアップロードできる時代です。毎月1-2回というペースで更新をしていく予定です。長く続けていき、皆さんが道場に行こう!というモチベーションに繋がるように取り組んでいきたいと思いますので、是非ともご愛読いただけますと幸いです。